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自閉症とは?

自閉症の基礎知識

自閉症とは?

皆さんは「自閉症」というこの障害をどの程度、知っていますか?最近では、ニュースや新聞を通して見聞きすることも増えたこの言葉ですが、詳しい症状まで知っている人は少ないのではないでしょうか?自閉症は読んで字のごとく、自分の殻に閉じこもって周囲の人に打ち解けられないといったコミュニケーション能力の発達遅滞障害です。自閉症の場合、親や周りの友人に対する不信感から心を閉ざしてしまったというような情緒的なものではなく、先天的に発生する障害なのです。自閉症の特徴として、相手の感情や気持ちが理解できないため情緒的な交流ができないといった症状や言動の発達遅延により、話しかけても自分の立場に応じた返事ができず、相手の言葉のオウム返しになってしまうような症状が見られます。今現在、日本での自閉症の発生割合は1000人に1〜2人と高く、推定で36万人の自閉症患者がいるといわれています。このように、自閉症はもはやごくまれな障害ではないのです。

自閉症の発見

自閉症が歴史上で最初に報告されたのは1943年、アメリカの精神科医レオ=カナーによってです。カナーは、自閉症の子供たちの特徴を「あたかも自分の殻に閉じこもっている状態」というように描写しました。また、一様に言語の発達が遅れていること、しかし、毎日通う通学路などのようにパターン化されたものは良く覚えているといった特徴も発見しました。カナーの場合、自閉症の原因は「母親の愛情不足」であり、母親が愛情を持って接することで治る障害だという報告をしました。このため、自閉症は発見当初、先天性の病気であるとは考えられていませんでした。

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