
アスペルガー症候群でお悩みの方
保育士の方・お母様へ
保育士の方、お母さんへ
アスペルガー症候群の子どもは、広汎性発達障害のもつ一般的な反応を見せることがありますが、言葉や知的発達の遅れは認められないと言われています。言葉のやり取りにおいても問題が起きにくいため、かえって発覚が遅れることがあったり、間違った対応をしてしまうこともみられます。行動特性が強く見られる人には無理をさせませんが、弱い人の方が理解されにくいですから、子どもはたまりません。本来持っている障害への無理解から、「二次的障害」を起こさない為にも、できるだけ早く子どもの特性に気づくことが大切です。このお子さん達への理解は、ご両親が遅れることが多いのです。
では、どうしてゆけばいいのか、その第一歩が専門家に診断していただくことです。優れた専門家ならば、一歳半くらいでわかりますし、多くは3歳ならば診断されます。
この子どもたちは、無理やり皆と同じようにさせようとすればするほど、事態を悪化させる恐れがあります。
区別したり排除するのではなく、この子の特別なところを理解し、受け入れる態勢をつくることが大切です。まず、お母さん、次に保育士の先生方が、この子がどんな特性や困難を持っているか、皆と違うことをどれだけ許容してあげられるか。「この子は、この子でいい!」それを、どう支援してゆくかということを忘れてはなりません。最初にこの子に合わせてゆかなければ、この子達の方からは皆に合わすことは出来ないのです。
早い時期から過酷な状況にならないように、力が発揮できないような場所に無理にはおかないでやることです。日常生活のどういうところを支援し、受け入れていけば良いか、子どもの持つ欲求をたくさん聞いて受け入れながら、周りが理解して接すれば、一直線に素直で真面目に、非常に安定した生活がしていけるようになります。苦労はあっても、明るい気持ちで育てる、親御さんが暗くなると子どもさんは、もっと暗い気持ちになってしまいます。不安な気持ちで育てると、子どもも不安になります。子どもの持つ行動特性とその存在を認めてあげれば、自分を大切にします。愛してあげれば、子どもは人を愛することを学びます。




